ITエンジニアとして転職を考えたとき、
多くの人が最後に迷うのが
「どの転職エージェントを使えばいいのか」という問題です。
「未経験でも使えるのか」
「SESから転職するならどこがいいのか」
「結局、どれが一番おすすめなのか」
私自身、未経験からSES企業に転職し、その後も転職活動を行う中で、
リクルートエージェント・Green・レバテック・typeといった複数のサービスを実際に利用してきました。
この記事では、
「どれが一番良いか」ではなく「どう使い分けるべきか」に焦点を当て、
未経験〜経験浅のSESエンジニアが失敗しにくいエージェント選びの考え方を整理します。
Contents
そもそも、転職活動のどこにエージェントは位置づくのか
転職活動は、大きく分けると次の流れになります。
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転職全体の流れを理解する
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自分の立ち位置を整理する
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書類・ポートフォリオを整える
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応募・面接フェーズに進む
この全体像は、以下の記事で詳しく整理しています。
未経験からITエンジニアを目指すとき、 「何から始めればいい?」 「どの企業を選べば後悔しない?」 と不安になりますよね…
エージェントは④のフェーズで使う「道具」です。
ITエンジニア転職で「エージェント選び」が重要な理由
転職活動というと、
「職務経歴書をどう書くか」「面接対策をどうするか」に意識が向きがちです。
しかし実務者目線で見ると、
どのエージェントを使うかによって、
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紹介される求人の種類
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担当者のIT業界への理解度
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転職活動の進めやすさ
が大きく変わります。
特に未経験やSESエンジニアの場合、
エージェント選びを間違えると、
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希望とズレた求人ばかり紹介される
-
ITへの理解が浅い担当者に当たる
-
転職活動そのものに疲れてしまう
といった事態になりやすいです。
だからこそ、
最初に「自分に合うエージェントのタイプ」を理解しておくことが重要になります。
ITエンジニア向け転職エージェントの種類と違い
ITエンジニア向けの転職サービスは、大きく3つに分けられます。
それぞれの特徴を整理しておきましょう。
総合型エージェントの特徴
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求人数が多い
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未経験・SESでも選択肢を確保しやすい
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IT理解は担当者次第
IT特化エージェントの特徴
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技術・年収交渉に強い
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実務経験者向け
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未経験にはやや厳しめ
求人媒体(スカウト型)の特徴
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自分のペースで探せる
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企業と直接やり取り
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自己管理が必要
【比較表】ITエンジニア転職エージェントを実務者視点で比較
ここでは、実際によく使われる代表的なサービスを、
役割と向いている人という観点で整理します。
| サービス名 | タイプ | 主な対象 | 向いている人 | 注意点 |
|---|---|---|---|---|
| リクルートエージェント | 総合型 | 未経験〜経験者 | 市場を広く見たい | IT特化ではない |
| Green | 求人媒体 | 未経験〜中堅 | 自社開発志向 | 自己管理が必要 |
| レバテックキャリア | IT特化 | 実務経験者 | 年収アップ狙い | 未経験は厳しめ |
| type転職エージェント | 準IT特化 | 20代若手 | 初転職で不安 | 地方求人少なめ |
この表から分かる通り、
どれか一つが万能というわけではありません。
実務者視点で整理する「使い分けの考え方」
ここからは、
実際にどう使い分けると失敗しにくいかを整理します。
経験年数別のおすすめ
未経験〜研修直後
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リクルートエージェント
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type転職エージェント
まずは求人の母数とサポート体制を重視するのが現実的です。
実務1〜2年
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Green
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type
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条件次第でレバテック
自分の経験がどこまで通用するかを見極めるフェーズです。
実務2年以上
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レバテックキャリア
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Green
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比較用にリクルート
条件交渉や年収アップを意識しやすくなります。
転職目的別のおすすめ
| 転職目的 | 優先度が高いサービス |
|---|---|
| 内定を優先したい | リクルート |
| 自社開発を狙いたい | Green |
| 年収を上げたい | レバテック |
| 初転職で不安が大きい | type |
目的が違えば、
選ぶエージェントも変わるのが自然です。
転職スタイル別の考え方
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伴走型で支援してほしい → リクルート / type
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自分で選びたい → Green
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条件交渉を任せたい → レバテック
「合わない」と感じたら切り替えてOKなのも、
エージェント利用の前提です。
書類・ポートフォリオが整っていないと失敗しやすい理由
エージェント選び以上に重要なのが、
「中身が整っているか」です。
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職務経歴書が整理されていない
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ポートフォリオの説明ができない
この状態でエージェントを使うと、
紹介求人がブレやすくなります。
▼ 職務経歴書について
ITエンジニアとして転職を考え始めたとき、多くの人が最初につまずくのが 職務経歴書 です。 何を書けば評価されるのか分か…
▼ ポートフォリオについて
未経験からJavaエンジニアとして転職を目指す中で、 「ポートフォリオは作ったほうがいいのか」 「作るなら、何をどこまで…
エージェント利用で失敗しないための注意点
最後に、実務者として感じた注意点をまとめます。
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1社の意見を鵜呑みにしない
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希望条件は最初に言語化する
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合わない担当者は遠慮なく変更する
エージェントは「正解をくれる存在」ではなく、
転職活動を進めるための支援ツールの一つです。
まとめ|エージェントは「選ぶ対象」ではなく「使い分ける道具」
ITエンジニアの転職において、
エージェントは非常に便利な存在です。
ただし、
「どれが一番いいか」で選ぼうとすると失敗しやすくなります。
自分の経験・目的・状況に合わせて
使い分ける視点を持つことが、
未経験〜経験浅エンジニアにとって最も重要です。
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2〜3社登録する
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合わなければ切り替える
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情報を比較して判断する
このスタンスで進めれば、
エージェント選びで大きく失敗することはありません。
この記事が、
転職活動を冷静に進めるための判断材料になれば幸いです。